クマザサ

隈笹

単子葉、 イネ科、 ササ属。 用語説明
高さ:0.4〜1メートル
地下茎で群落を作る。 茎は直径5〜8ミリで細長く、中空で、 1節に1本ずつまばらに分枝する。
茎先に長さ20〜25センチの葉が4〜7枚互生するが、 間隔が短いので放射状に出ているように見えることがある。 葉は深緑色でなめらかであり、若葉は全体が緑色であるが、 冬に白い隈取りができ、以後それが残る。
希に茎先から総状花序を出して花序枝を互生させ、 それに小花を穂状に互生させる。 雌しべは白く、雄しべは垂れ下がる。
果実は穎果で米粒状である。
多くは移植されたものであるが、京都鞍馬山などでは自生する。



葉は幅広で、先が短くとがる。若葉は全体が深緑色。(2016/10/2)


1年目の冬に葉の縁が白く隈取られる。(2015/12/24)


茎は細くて、葉鞘が被さっている。 (2016/10/2)


葉は互生する。 (2009/8/29)


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