キミガヨラン
君が代蘭
単子葉、
リュウゼツラン科、
ユッカ属、多肉植物、常緑、低木。
用語説明
花期:夏と秋 6月〜8月と10月〜11月
高さ:1.5〜2メートル
葉のつく茎は太く短くて、直立する。
葉は肉厚で長く、先がとがり、茎に螺旋状に密生し、
外側の葉は先が多少垂れる。
花茎は太く無毛で茎先から直立し、
長さ5〜6センチの壺形で白黄色の花が細い総状に下向きに咲く。
花茎は少し枝分かれする。
北米原産で、耐寒性が少しあって、日本でも屋外で生育する。
日本では受精を媒介するユッカガがいないので、結実しない。
ユッカガは生まれてくる子がユッカ(キミガヨランやイトランなど)
の実を食べることができるよう、
ユッカの花粉を集めて雌しべにつけ、
ユッカが実るようにしたあとで花に卵を産む。
ユッカの実は大きいので、ユッカガの幼虫に食べられても発芽能力は
残っている。
(2016/10/2)
壺形の白い花が下向きに咲く。(2016/10/2)
少し赤味を帯びる花もある。
(2011/12/5)
花径は高く直立する。
(2015/10/28)
花茎は茎の頂き近くから出る。(2023/5/17)
雄しべが6本あり、柱頭の先が6裂する。
(2018/10/21)
(2018/5/24)
葉は肉厚でとがり、外側の葉は少し垂れる。
アツバキミガヨラン。葉は垂れない。
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