イトラン

糸蘭

単子葉、 リュウゼツラン科、 イトラン属、多肉植物、常緑、低木。 用語説明
花期:夏 6月〜8月
高さ:1.2メートル
葉は根元から放射状に密生し、多肉の剣形でかたく、長さ90センチぐらいで、 若い葉の縁が白い糸状に裂ける。 外側の葉は先が垂れる。
夏に0.9〜1.8メートルの花茎を根元から立て、総状花序に直径約6センチの 釣鐘形の白い花を下垂させる。 花茎や花柄には白毛が密生する。
原産地では5〜10センチの果実ができるが、日本には受精を媒介する ユッカガがいないので結実しない。
ユッカガは生まれてくる子のためにユッカ (キミガヨランやイトランなど)の花粉を集めて雌しべに つけ、ユッカが実るようにしたあとで花に卵を産む。
中央アメリカ原産。



花茎が高くのびる。 (2018/5/24)


花茎には多くの蕾がついている。 (2018/5/24)


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