チマキザサ

粽笹

単子葉、 イネ科、 ササ属。 用語説明
高さ:1.5〜2メートル
地下茎で大群落を作る。 常緑ではあるが、冬に葉の縁が少し枯れる。
棹は直径7〜8ミリの管で、節は少しふくれる。 枝の出る節と出ない節があって、まばらに分枝する。 節には鞘がつき、節間の長さの半分あまりになる。
枝先に長さ20〜25センチ、幅6〜8センチの葉が3〜5枚ぐらい出る。 葉は革状紙質で、表裏ともに無毛であり、葉鞘も無毛である。 葉耳があって肩毛はざらつき、放射状に開出する。 葉舌は低い山形〜切形である。
葉はちまきを包むのに使われる。寿司を包むのに使われることもある。
希に茎先から総状花序を出して花序枝を互生させ、 それに小花を穂状に互生させる。 雌しべは白く、雄しべは垂れ下がる。
果実は穎果で米粒状である。
多くは移植されたものであるが、京都鞍馬山などでは自生する。

(2021/10/23)


枝先に長さ20〜25センチ、幅6〜8センチの葉が3〜5枚ぐらい出る。 (2021/10/23)


葉には葉鞘がある。 (2021/10/23)


葉耳には開出毛がある。 (2021/10/23)


地下茎で群落を作る。 (2021/10/23)


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