ユキワリイチゲ

雪割一華

双子葉、離弁花、 キンポウゲ科、 イチリンソウ属、多年草。 用語説明
花期:春 3月〜4月
高さ:15〜30センチ
渓谷沿いや山地の林内などに生える。 紫色を帯びた太い根茎が横に這って、群生する。
根生葉は3出複葉であり、小葉は3角状卵形で、重鋸歯がある。 葉表は濃緑色で白斑が混じり、葉裏は濃紫色である。 根生葉は秋に出て冬を越すので、 春には(汚れたような)淡褐色となっている。
早春に茎が伸び上がって、柄のない3小葉を輪生させ、 その中心から伸び上がる花柄に、 直径3〜3.5センチの菊に似た花を上向きに単生させる。 花弁はなく、線状長楕円形の花弁状萼片が10〜20枚ある。 中心部に緑色の雌しべが多数あり、 その周囲を黄色い葯を持つ雄しべが取り囲む。 花弁状萼片の色は白色〜淡紅紫色などである。 花は日が照らないと開かない。
長さ約6ミリの楕円形のそう果ができることがあるが、 結実は稀である。
秋に葉を出して早春に花を咲かせ、 初夏には地上部が枯れる早春植物である。
日本固有種。

(2017/3/10)


黄色い葯を持つ雄しべのまわりに細長い萼片が多数ある。 (2017/3/10)


花の下には柄のない小葉が3輪生する。 (2017/3/10)


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