ヤマオダマキ
山苧環
双子葉、離弁花、
キンポウゲ科、
オダマキ属、多年草。
用語説明
花期:夏 6月〜8月
高さ:30〜60センチ
根茎があり、太い根が出る。
根出葉は2回3出複葉で、小葉は長さ2〜3センチの扇形で、
先が浅く2〜3裂する。
表面は緑色であるが、裏面は粉白色である。
茎葉は3小葉からなり、上にゆくほど柄が短くなる。
花茎が直立して分枝し、
直径3〜3.5センチの花が下向きに咲く。
花の基部から上向きの距が出て角(つの)状にのび、
先が小さい球状となる。
紫褐色で花弁状の萼の内側に、5枚の淡黄色の花弁がある。
雄しべ先熟であり、萼片と花弁が落ちると
5本の雌しべが上向きになってのび、
果実となってゆく。
筒状の鞘を束ねたような袋果が花茎の先に直立し、
腺質の毛に覆われる。
袋果の中には黒くて艶のある種子ができる。
(2018/6/19)
根出葉は2回3出複葉で、小葉は扇形で先が2〜3裂する。
(2016/5/5)
高い花茎の先に袋果ができる。
(2018/6/19)
できつつある袋果。表面が毛に覆われ、距の先が曲がる。
(2018/6/19)
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