スベリヒユ


双子葉、離弁花、 スベリヒユ科、 スベリヒユ属、多肉質、1年草。 用語説明
花期:夏〜秋 7月〜9月
高さ:10センチぐらい
茎も葉も多肉質で柔らかく、乾燥に強い。 茎は赤褐色を帯び、地を這って分枝し、横に広がる。
葉は1〜2.5センチのへら形で光沢があり、互生するが、 枝先に集まってつくので輪生するようにも見える。
花は枝先に単生し、直径6〜8ミリで黄色い花弁が5枚あり、 日が当たると開き、暗くなると閉じる。
果実は丸みのある円錐形で、熟すと横に(上下に)割れて蓋が とれたようになる蓋果で、楕円形の小さい黒い種子が出る。
夜間に気孔を開いて二酸化炭素を蓄え、日差しの強い日中は 気孔を閉じて水分蒸発を防いで光合成するCAM植物 (ベンケイソウ型酸代謝光合成植物)。
ゆでるとぬめりが出るが食べることができる。



赤い茎を四方八方に出して地を覆う。(2017/6/24)


葉は鈍頭のへら形で厚い。(2017/6/24)


帽子をかぶったような果実ができる。




下方の果実は蓋がとれて黒い種子が見える。蓋は斜め右上に転がっている。


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