セツブンソウ

節分草

双子葉、離弁花、 キンポウゲ科、 セツブンソウ属、春草、多年草。 用語説明
花期:冬〜春 2月〜3月
高さ:5〜15センチ
石灰岩地帯の樹林などに生える。 丸い球茎がある。
根生葉は長い柄のある長さ3〜5センチの掌状で、 3全裂して裂片がさらに裂ける。 早春に芽を出し、初夏に地上部は枯れる春のみの草である (スプリング・エフェメラル)。
花茎は直立し、直径約2センチの白い花を1個つける。 5枚の白い花弁状萼片があり、 小さな花弁は2裂して先が黄色くて丸い蜜腺状となっている。 中央部には雄しべが多数あり、紫色の葯をつける。
花茎の上部に掌状の茎葉が対生して3深裂する。
果実は角状の袋果で、 中に褐色でいびつな玉状の種子が数個入っている。

(2016/3/16)


茎先に尖った袋果が数個できる。 (2016/3/16)


果実の少し下に3深裂した茎葉が対生する。 (2016/3/16)


根生葉は掌状で3深裂し、裂片はさらに裂ける。(2016/4/15)


袋果から直径2.5〜3ミリの褐色でいびつな玉状の種子がこぼれ落ちる。 (2016/4/15)


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