オダマキ

苧環

双子葉、離弁花、 キンポウゲ科、 オダマキ属、多年草。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜8月
高さ:30〜80センチ
根出葉は2回3出複葉で、小葉には切れ込みがあり、葉柄が長い。
細長い花茎が土中から立ち上がり、先に花を1個〜数個つける。 5枚の萼片が花弁のように見え、その間から角状の距が出る。 本当の花弁はその内側にあって、細長いものが多い。 色は青や紫、白が多い。
莢が5つ集まって筒状になった果実が花茎の先に直立し、熟すと 光沢のある黒い種が出る。
麻糸を巻く苧環に似ているのでオダマキといわれる。 有毒である。
ヤマオダマキは、高さが20〜30センチと低く、 距が直立して先が球状となる。



角のような長い距がある。(2010/4/21)


花茎は細長い。


葉は2回3出複葉で、小葉に切れ込みがある。 (2010/6/25)


蕾。


開花。


斜め下向きに咲くので、花の中がわかりにくい。(2010/5/5)


多くの品種がある。(2016/3/16)


細長いラッパ形の刮ハが実る。


刮ハに細長いつのがある。(2017/5/6)


裂開した刮ハ。(2012/6/23)


ヤマオダマキは丈が低い。(2016/5/5)


双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る