ニゲラ


双子葉、離弁花、 キンポウゲ科、 ニゲラ属、秋まき1年草。 用語説明
花期:春〜夏 3月〜6月
高さ:30〜80センチ
別名:クロタネソウ
茎は多数枝分かれする。
葉は互生し、細く裂けて糸状になる。
枝先に直径3〜5センチの花を単生させる。 花弁のように見えるのは5〜10枚の萼片で、白、青、ピンクなどの色があり、 糸状に分枝した総苞片が花のまわりに広がる。 雌しべは5本あり、雄しべは花糸が長くのびる。
果実は風船状に膨らんだ楕円状の刮ハで、稜があり、 先に角が数本ある。 熟すと黒い種子が多数出る。
ドライフラワーなどとして使われる。 種子には芳香があり、香辛料としても使われる。
南ヨーロッパから入った。



蕾は総苞片に包まれている。 (2023/5/19)


開花。5本の雌しべのまわりに雄しべが多数ある。 (2023/5/19)


花弁のように見えるのは萼片。花柱は6本ぐらい、雄しべはその2倍以上ありそう。


種子が作られはじめている? (2023/6/4)


花柱が長くのびている。(2017/6/3)


針金細工のように分枝して広がるのは総苞片。


刮ハが作られつつある。 (2023/6/4)


刮ハが風船のようにふくらむ。花柱がつのとなって残る。


果実が割れると黒い種子が現れる。


茎は直立し、葉は糸状に細裂する。(2017/5/6)


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