ナンバンギセル

南蛮煙管

双子葉、合弁花、 ハマウツボ科、 ナンバンギセル属、寄生植物、1年草。 用語説明
花期:夏〜秋 7月〜9月
高さ:15〜20センチ
別名:オモイグサ
ススキやミョウガなどの根に寄生する。
茎はごく短くて、ほとんど地上に出ない。
葉は長さ5〜10ミリの3角形の鱗片状で、 これも地中に隠れてほとんど見えない。
長さ15〜20センチの淡褐色の花柄が立上り、 淡紫色の花を斜め下向きにつける。 花冠は長さ3〜3.5センチの筒形で、先が5浅裂する。 萼は黄褐色で先がとがり、短い袖のように花冠基部にかぶさる。
長さ1〜1.5センチの卵形の刮ハができ、 中に黄色い微細な(0.3ミリぐらいの)種子が多数含まれている。

(2017/10/18)


花冠は通常5浅裂するが、一部が深く裂けることもある。 (2018/10/16)


咲き始め。 (2018/10/16)


開花直前。(2017/10/31)


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