ミヤマカラマツ

深山唐松

双子葉、離弁花、 キンポウゲ科 、カラマツソウ属、多年草。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜8月
高さ:20〜70センチ
林床や林縁などに生え、ひげ根はあるが、紡錘状の根や匐枝を出すこともある。
茎は細い円柱状で直立し、赤褐色であり、上部で2〜3回分枝することもある。
根生葉は2〜3回3出複葉で、柄が長く、小葉は楕円形で上半部に切れ込みが数個ある。 茎葉は互生し、1〜2回3出複葉であるか単葉であり、 それらの小葉ないし単葉は楕円形で、上半部に切れ込みがある。 根生葉や茎葉の小葉ないし単葉の裏は粉白色である。
茎先や枝先に散房花序がつき、白い倒卵形の萼片があり、 白い雄しべが多数ある直径8ミリあまりの小花が咲く。花弁はない。 小花には雌しべが数個あり、子房は幅広の紡錘形である。 萼片もすぐ落ちるので、花は下は細く上は太い雄しべばかりが目立つ。
小花は果期に扁平な半月形の痩(そう)果を数個つけ、未熟な痩果は赤みを帯びる。

赤褐色の茎が直立して上半部で分枝し、枝先の散房花序に白い花が咲く。 (2023/6/4)


根生葉は2〜3回3出複葉で、柄が長く、小葉は楕円形で上半部に切れ込みが数個ある。 (2023/6/4)


茎葉は互生し、1〜2回3出複葉であるか単葉であり、
それらの小葉ないし単葉は楕円形で、上半部に切れ込みがある。 (2023/6/4)


小花には白い雄しべが多数あり、各雄しべは長楕円形の上半部に細い柄がついた形である。
いくつかの小花の基部に、倒卵形で半透明な萼片が5枚あるようだ。 (2023/6/4)


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