ミツガシワ
三槲、三柏
双子葉、離弁花、
ミツガシワ科、
ミツガシワ属、夏緑、水生、多年草。
用語説明
花期:夏 7月〜8月
高さ:約30センチ
寒冷な山あいの湿地などに生える。
水底の土の中にある竹の根のような太い地下茎がのびて、群落を作る。
氷河期の生き残り植物と見られている(天然記念物)。
水中から葉柄の長い3出複葉を出し、
小葉は長さ4〜8センチの楕円形で、鈍頭に近い。
(カシワの葉に似ている。)
葉の展開と同時に、
直立する花茎の先に白い筒形の花が総状に咲く。
花冠は5深裂し、裂片は披針形で、内側に縮れた毛がある。
楕円形の刮ハができ、熟すと2〜3裂して、
直径3ミリ弱の豆のような種子が現れる。
葉は3出複葉。(2016/4/16)
花冠は5裂し、裂片の内側に縮れた毛がある。
(2016/4/16)
蕾の先は赤く、萼は5裂する。(2016/4/16)
地下茎から3出複葉と花茎がのびてくる。(2016/4/15)
小葉は楕円形で全縁。葉柄は太い。(2017/4/22)
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