ハマビシ
浜菱
双子葉、合弁花、
ハマビシ科、
ハマビシ属、1年草。
用語説明
花期:夏〜秋 7月〜10月
長さ:約1メートル
砂浜などに生え、茎は地を這ってよく分枝し、粗毛がある。
葉は偶数羽状複葉で、
小葉は長さ0.5〜1.5センチの長楕円形で、両面に白毛がある。
葉は、小葉が4〜5対の小さい複葉と、
6〜8対の大きい複葉が対生する。
黄色い小さな5弁花が葉腋に単生する。
1つの花は朝開いて夕方しぼむが、次々と咲くので、
長期間花をつける。
果実は直径約1センチの丸い木質の刮ハで、
尖った角(つの)が10個ある。
熟すと5つの分果に分かれ、各々に4本の大きい棘と、
数本の小さい棘がある。
大きい棘はペンチでないとつぶせないぐらい固く、
踏むとゴム靴の底を突き抜ける。
生薬として用いられるが、食べると毒になる。
妊婦には流産の危険もある。
絶滅危惧種。
黄色い5弁花が葉腋に単生する。(2015/7/2)
花には柄があり、茎に毛がある。(2015/7/2)
(2017/6/24)
花弁も葯も黄色い。(2016/7/27)
萼は5枚あり、萼にも毛がある。(2016/9/28)
葉は偶数羽状複葉で、小葉に毛がある。(2016/10/20)
大きい複葉と小さい複葉が対生する。大きいのと小さいのが左右交互に並ぶ。(2015/7/2)
枝葉が厚く地面を覆う。(2016/7/27)
未熟の果実は丸くて、尖った角(つの)がある。(2015/9/29)
つのが大きくなってきた。
(2017/7/29)
果実は10本の角(つの)を持つ5角形となる。(2017/7/29)
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