チドリソウ

千鳥草

双子葉、離弁花、 キンポウゲ科、 ニゲラ属、秋まき1年草。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜7月
高さ:約1メートル
別名:ラークスパー、ヒエンソウ(飛燕草)
日当たりがよく、水はけのよいところを好む。
茎は直立してから枝分かれする。
葉は掌状で互生するが、葉身は糸状に細裂する。
枝先の総状花序に直径2〜4センチの花を多数つける。 青紫、紫、赤紫、白など、いろいろの色があり、八重咲きもある。 花弁のように見えるのは萼片で、通常は5枚ある。 その中に手を合わせたような形であるのが2枚の花弁である。 花の後ろに細長い距がある。 (距のある花を千鳥になぞらえて名付けした。)
長楕円形の袋果ができる。
南ヨーロッパ原産。



花の後ろに細長い距が突き出る。葉は糸状に裂ける。 (2013/6/22)


直立する花茎に長い距を持つ花が総状に並ぶ。 (2015/5/16)


蕾にも距がある。 (2015/5/16)


外側の青紫色のは萼片で5枚ある。内側の白っぽい2枚のが花弁で、その中に雄しべが見える。(2016/5/7)


果実は先の尖った長楕円形の袋果。 (2017/6/11)


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