バイカオウレン

梅花黄蓮

双子葉、離弁花、 キンポウゲ科、 オウレン属、常緑、多年草。 用語説明
花期:春 3月〜4月(花期は夏と書かれた図鑑もある)
高さ:5〜15センチ
別名:ゴカヨウオウレン(五加葉黄蓮、五加葉はウツギの意味)
山地の針葉樹などの林内などに生え、 細長い根茎があって、 匐枝を出して、常緑の群落をつくる。
葉は長い柄のある掌状複葉で、小葉は5枚あり、 倒卵形で鋸歯があり、やや厚く、先が3裂する。
地中から直立する花茎の先に 直径1.2〜1.5センチの白い花を1つ開く。 花弁のように見えるのは萼片で、 花弁は黄色くて小さく、 玉杓子のようにのびて、 先のくぼみに蜜が溜まる。 中央部に直立する数本の花柱のまわりに、 白い雄しべが花弁より長くのびる。 (花の概形は梅の花に少し似ている。)
花後に長さ6〜9ミリの舟状の袋果が花茎の先に輪生する。 袋果には筋がある。

花径の先に袋果が輪生する。 (2018/6/19)


掌状複葉の小葉は5枚で、鋸歯があり、先が3裂する。 (2018/6/19)


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