ヤマモモ
山桃
双子葉、離弁花、
ヤマモモ科、
ヤマモモ属、常緑、高木。
用語説明
花期:春 3月〜4月
高さ:約15メートル
樹皮は灰白色で、細かいしわがある。
幹はよく分枝して球形の樹形をつくる。
葉は長さ5〜10センチの倒披針形で、先の尖りは鈍く、
革質であるが光沢はあまりなく、枝先に密に集まって互生する。
若木では鋭い鋸歯がある。
裏面に淡黄色の油点があり、もむと芳香がある。
雌雄異株で、前年の枝の葉腋に短い円柱状花序を出し、
花被のない小さな赤味のある花を多数つける。
果実は直径1.5センチぐらいの球形の核果で、
多汁質のつぶつぶで覆われ、 6〜7月に赤く熟す。
食べることもできる。
鳥に食べられると種子が発芽しやすくなると言われる。
窒素固定能力があり、やせ土地にも生える。
変種のヒメヤマモモは、葉が長さ4センチぐらいと小さく、
樹高も低い。
果実
葉腋から出る円柱花序に赤みのある花をつける。花弁はない。
雄花の近接写真。(2016/4/11)
(2014/4/9)
若芽
丸みのある樹形となる。
葉は革質・全縁の倒被針形で、互生する。
樹皮は灰白色。
変種のヒメヤマモモは、葉が長さ約4センチであり、小さい。
(2018/9/28)
ヒメヤマモモ
ヒメヤマモモ。若木では葉に低い鋸歯がある。
葉は枝先に集まって互生する。(2021/10/24)
花序はたわんだ円柱形。葉脈が葉裏に隆起する。(2021/10/24)
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