シキミ



双子葉、離弁花、 シキミ科、 シキミ属、常緑、広葉樹、小高木。 用語説明
花期:春 3月〜4月
高さ:3〜5メートル
別名:ハナノキ
樹皮は暗灰褐色〜褐色で平滑であり、若枝は緑色である。 幹は直立し、車輪状に近い形で分枝する。
葉は有柄で枝先に互生する。 葉身は長さ4〜8センチの長楕円形で厚く、全縁平滑で縁がやや波打ち、 香気があり、油点がある。 葉に濃淡のある緑色の斑模様のあることが多い。
春に葉腋に細長い花被片が12枚ある黄白色の花を散形状に咲かせる。 (萼も花弁も同じ形をしていて、区別がむずかしいので、 そのような場合は一括して花被片という。)
袋果が8個集まった扁球形で突起のある集合果をつける。 熟すと上面が裂開して、 長さ6〜8ミリの光沢のある褐色で丸い種子が出る。
仏事に使われる。全体が有毒、とくに果実は猛毒である。
以前はモクレン科やマツブサ科に含められていた。



花は黄白色。 (2017/4/2)


細長い花被片が12枚ある。(2017/3/10)


白い花もある。 (2017/5/9)


葉は全縁の長楕円形で、枝先近くにつく。


縁がやや波打つ。葉に濃淡模様のあることが多い。


葉は互生する。花に虫が寄ってくる。


蕾。


花は葉腋につく。


花被片は細長くてねじれたようにのびる。(萼も花弁も同じ形)






多数の花が同時に咲く。







果実のできはじめ。


指先をそろえた手のような形。 (2018/10/21)


未熟な果実。葉は枝先近くに集まってつく。


袋果が8個集まった集合果がつく。


集合果は直径2〜3センチ。


8個の袋果は成長が不揃いで、それぞれにツノがある。(2017/10/9)


袋果が裂け始めている。


種子は楕円形で黄褐色。猛毒。 (2017/9/21)


種子が出たあと、はじけた袋が残る。


幹は暗灰褐色で縦筋があるが、おおむね平滑。


樹皮は褐色のこともある。 (2017/4/5)


剪定しないときはかなり大きくなる。 (2018/10/21)


常緑小高木である。 (2018/1/7)


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