ニガキ

苦木

双子葉、離弁花、 ニガキ科、 ニガキ属、落葉、広葉樹、高木。 用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:15メートル
樹皮は暗褐色で滑らかであるが、老木になると縦に裂ける。
葉は奇数羽状複葉で、4〜6対の小葉があり、互生する。 小葉は先のとがった長さ4〜8センチの卵状長楕円形で、細かい鋸歯がある。
雌雄異株で、春に葉腋から出る集散花序に黄緑色の小さい花を多数つける。 花弁は4〜5個で、雌花では発達した花盤の上に丸い子房が4〜5個のっている。
果実は核果で、長さ約6ミリの広楕円形の分果が2〜3個つき、 9月に黒紫色に熟す。
樹皮や葉などに強い苦みがある。





展開前の花序? (2018/6/29)


葉腋から出る集散花序に黄緑色の小さい花を多数つける。


雄花。発達した花盤のまわりに花弁と雄しべが5個ぐらいある。(2017/5/2)




奇数羽状複葉が互生する。 (2018/5/24)


小葉は卵状長楕円形で鋸歯がある。 (2016/4/29)


(2017/5/2)




黄葉する。


樹皮は暗褐色で平滑。




古くなると樹皮に縦の裂け目がはいる。 (2018/1/10)


落葉高木である。 (2018/1/10)


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