ミツマタ

三椏、三叉

双子葉、離弁花、 ジンチョウゲ科、 ミツマタ属、落葉、低木。 用語説明
花期:春 3月〜4月
高さ:2メートルぐらい
枝がすべて三つ叉に分枝し、よく茂る。 樹皮は灰色で縦の筋がある。
葉は互生し、葉身は長さ5〜20センチの全縁の長楕円形で、 両面に絹毛がある。
秋の終わりから枝先に30個ぐらいの蕾がかたまってついていて、 早春に外側から順次咲いてゆく。 蕾と冬芽は銀白色の絹毛に覆われている。 花には花弁がなく、萼が筒状で先が4裂し、黄色い花となる。 花の赤い園芸種があり、アカバナミツマタと呼ばれる。
緑毛の生えた萼筒につつまれた核果が寄り集まってつく。 核は黒褐色の液滴形で、光沢がある。
樹皮の繊維が強く、和紙の原料となる。

(2007/3/14)


花弁はなくて花弁状萼片があり、萼の先が4裂する。(2017/3/10)




白みの強い花もある。


一面に咲く。 (2017/4/2)


赤い花もある。(2012/4/10)


初期の蕾。(2016/10/4)


秋にもう蕾が大きくなっている。


蕾は半球状に盛り上がる。(2015/11/30)


蕾は冬中寒さに耐えている。


(2014/1/18)


果実(5月)。寄り集まった萼筒の中に緑色の核果が1つずつある。(2009/5/19)


(2009/5/19)


枝は三叉に分かれる。(2015/6/15)


(2018/10/16)


葉は全縁の長楕円形で、枝先に集まってつく。蕾が用意されつつある。(2015/9/29)


葉は互生する。 (2015/9/29)




樹皮は灰色である。(2018/9/24)


樹形は半球状となることが多い。 (2018/1/10)


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