ミツバウツギ

三葉空木

双子葉、離弁花、 ミツバウツギ科、 ミツバウツギ属、落葉、小高木。 用語説明
花期:春 5月
高さ:3〜5メートル
樹皮は褐色〜灰褐色で縦に裂け、幹は中空である。
葉は3出複葉で対生し、 小葉は先の長く尖った卵状長楕円形で、低い鋸歯があり、 葉裏は帯白緑色である。
春に本年枝の先の円錐花序に芳香のある白い花をつける。 花弁は5枚あるが、全開はしない。
果実は2分果からなる朔果で、 長い柄の先に2つの平たい果実を合わせた矢筈のような形をしており、 秋に熟して褐色になる。中に倒卵形で黄褐色の種子が2つ入っている。



5弁の白い花が下向きに咲く。(2009/4/19)




蕾。(2010/4/21)




葉は3出複葉で対生する。(2014/4/12)


枝は対生状に出る。 (2016/4/29)


小葉は先が長く尖った卵状長楕円形で低い鋸歯がある。(2015/6/13)


鋸歯の先が芒状にのびる。

若葉の葉柄の基部は赤い。 (2012/6/23)


葉柄基部に細長い托葉がある。(2022/4/8)


果実は2分果。


果実の先は矢筈のように二叉に開く。


熟して褐色になると横襞ができる。(2008/10/28)


果実には倒卵形で黄褐色の種子が2つ入っている。(2016/10/10)


種子は長さは4〜5ミリで光沢がある。(2022/10/27)


縦縞のある幹。 (2018/9/30)


褐色の幹。 (2017/5/9)


灰褐色の幹。(2016/4/29)


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