フサザクラ
総桜、房桜
双子葉、離弁花、
フサザクラ科、
フサザクラ属、落葉、広葉樹、高木。
用語説明
花期:春 3月〜4月
高さ:7〜15メートル
別名:タニグワ
成長が早く、渓流沿いの崩落地などにすぐ生える。
樹皮は褐色で、桜に似ており、横長の皮目がある。
冬芽は長楕円形で、暗紫褐色の光沢のある鱗片に覆われている。
葉はクワの葉に似ていて、先の細長く尖った広卵形で、
葉柄が長く、互生する。
側脈が明瞭で、粗い鋸歯がある。
葉の展開前に、短枝の先に、花弁も萼もなく、
暗赤色の葯が10本ぐらい垂れ下がった花が頭状に集まって咲く。
雌しべは淡緑色で、雄しべの基部に多数つく。
雄しべが先に熟す。
満開になると、まだ他の植物が葉を出さない谷筋などで目立つ。
扁平で長い柄のある翼果が房になって垂れ下がり、
10月ごろ褐色に熟して飛ぶ。
原始的な被子植物とみなされている。
短枝の先に花弁も萼もない花が咲く。 Photo by H.O. (2009/3/19)
暗赤色の葯をもつ雄しべが垂れ下がる。 Photo by H.O. (2009/3/29)
葉は広卵形で先がとがる。(2015/5/6)
葉は側脈が明瞭で、不揃いな鋸歯がある。
(2018/5/24)
扁平な翼果が総になってさがる。(2017/5/2)
(2018/5/24)
葉腋から花柄が何本も出ている。(2017/5/2)
(2017/5/2)
総は冬になっても残っているものがある。
(2018/1/7)
幹は淡褐色〜褐色で皮目がある。(2015/5/6)
落葉高木である。
(2018/1/7)
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