ハンショウヅル

半鐘蔓

双子葉、離弁花、 キンポウゲ科、 センニンソウ属、夏緑、つる性、低木。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
葉柄を長くのばして木や草にからみつく。 茎は細くて、暗紫色を帯びることが多い。
3出複葉が対生し、小葉は先のとがった卵形で、粗い鋸歯がある。 表裏の葉脈に軟毛がある。
葉腋から出る長い花柄の先に、紅紫色の釣鐘形の花が下向きに咲く。 花弁はなく、先の反り返った花弁状に見えるものは萼片である。 この萼片は4枚あり、厚くて先がとがり、縁に白毛がある。
花後に花柱が3センチほどにのびるとともに、その先の毛ものびて羽状となる。
黒い長卵形のそう果が頭状に集まり、そう果の先には長くて白い羽毛がある。

花は釣鐘形で、花弁のように見える紅紫色の萼片が反り返る。(2015/5/6)


長い花柄の途中に1対の苞がある。(2015/5/6)


萼片に厚みがある。(2017/5/19)


花後に萼片が落ちて、雄しべの束があらわになる。(2017/5/19)


長い葉柄でからむ。(2015/5/1)


葉は3出複葉で、小葉は卵形で鋸歯がある。(2015/5/1)


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