オモダカ
面高
単子葉、
オモダカ科、
オモダカ属、水草、多年草。
用語説明
花期:夏〜秋 8月〜10月
高さ:30〜80センチ
別名:ハナグワイ
水中に生え、匐枝の先に球茎を作って増える。
根生する長い葉柄に、基部が2つに裂けた細長い矢じり形の葉身がつく。
矢じり形の裂片は頂裂片より長く、先が尖っている。
全体の長さは60センチぐらいになることもある。
雌雄同株で、
長さ20〜80センチの花径を直立させ、
節ごとに3弁の白い花が3輪生する。
花は直径1.5〜2センチで、緑色の萼片があり、
上部のは多数の黄色い雄しべのある雄花で、
下部のは緑色の多数の雌しべが丸く集まった雌花である。
そう果は緑色の平たい倒卵形で、花柱が嘴状になったものと翼があり、
それが多数球形に集まったものが果実である。
そう果は水に浮く。
秋に地中で匐枝を何本ものばし、その先に球茎を作って越冬する。
春にはその球茎が新しい株となる。
種が発芽するときは、まず線形の葉を出し、
長楕円形の葉を出したあと、矢じり形の葉を出す。
中心部の黄色いのは雄花(右2つ)、黄色くないのは雌花(左1つ)。(2016/9/17)
白い花弁が3枚ある。雄花は黄色い雄しべが多数ある。(2016/9/17)
蕾。(2015/9/19)
葉の矢じり形の裂片は頂裂片より長くて、先が尖る。(2016/9/17)
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