コナギ
小菜葱、子菜葱、小水葱、小水葱
単子葉、
ミズアオイ科、
ミズアオイ属、湿生、1年草。
用語説明
花期:秋 9月〜10月
高さ:10〜40センチ
水田や湿地に生える。
茎は根元で数本に分かれて斜上する。
葉は長さ3〜7センチの厚くて光沢のある心形で、
根生葉では葉柄が長く、
茎葉では葉柄が短い。
葉の形は、披針形、卵状披針形、卵心形と、
いろいろある。
花径は葉より短く、青紫色の花を総状につける。
花被片は6枚あり、半開する。
先のとがった楕円形の刮ハができると、花穂は下向きとなり、
果実が熟すとはじけて、種子が水面に浮かんで散らばる。
種子は寒さに当たってからでないと発芽しない、
稲作に伴って伝播した水田雑草とみられており、
除去がむずかしい。
(2015/9/19)
青紫色の花が葉より低い位置で数個開く。(2015/9/19)
(2015/9/19)
葉は卵心形や卵状披針形など、変異が多い。(2015/9/19)
花序は総状で短い。(2015/9/19)
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