クラマゴケ

鞍馬苔

シダ植物、 イワヒバ科、 イワヒバ属、常緑、多年草。 用語説明
高さ:5〜10センチ
日蔭の湿った所などに生える。 緑色の茎が地を這って分枝し、広がる。
主茎は這って長くのびてまばらに分枝し、 側枝はあまり伸びずに羽状複葉を密に広げる。
葉は鱗状で楕円形である。 茎の上に背葉(はいよう)と呼ばれる狭い葉が並び、 側面に腹葉(ふくよう)と呼ばれる少し幅広の葉が左右に並ぶ。
主茎には担根体があって、地に触れると根を出して広がる。 側枝には枝の上にも小さい葉があって、数回分枝して斜上する。

識別点: クラマゴケコンテリクラマゴケ
 クラマゴケ    :葉が緑色。
 コンテリクラマゴケ:葉が紺色で光沢がある。

(2015/5/1)


茎の左右に腹葉が並び、茎の上に少し狭い背葉が被さる。(2017/4/17)


(2016/4/22)


長くてまばらに分枝する主茎と、短くて密に分枝する側枝がある。(2015/5/1)

葉は小さな楕円形。(2015/5/1)


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