クマワラビ

熊蕨

シダ植物、 オシダ科、 オシダ属、常緑、多年草。 用語説明
長さ:30〜60センチ
林床に生え、根茎は太くて直立する。
葉柄の基部に褐色の鱗片が密生する。
葉身は1回羽状複葉で、下部羽片はオクマワラビのように小さくはならず、 葉脈は表面でくぼむ。小羽片の先はとがる。
胞子嚢群は、葉身の上半部の小羽片に一面につき、 上半部の羽片はやや縮み、胞子散布後に枯れる。

識別点:
  クマワラビ :葉柄に褐色鱗片、葉脈くぼむ、鋭頭、先端の羽片はやや縮み胞子散布後枯れる。
  オクマワラビ:葉柄に黒褐色鱗片、葉脈くぼまず、鈍頭、先端の羽片は縮まず枯れない。





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