ニオイヒバ

匂檜葉

裸子植物、 ヒノキ科、 クロベ属、常緑、針葉樹、高木。 用語説明
花期:春 5月
高さ:20メートル
樹形は狭円錐〜円柱状となり、 樹皮は赤褐色で縦に裂ける。
葉は鱗片状で平たく、もむと芳香があり、葉裏は粉白色を帯びる。 小枝は扇状に広がる。 葉裏の気孔帯は緑白色で、白くないので目立たない。
雌雄同株で、花は枝先につく。雄花は茶褐色の芽状、 雌花は黄緑色の開きかかった蕾状で、いずれも小さい。
雌花は長さ約1センチの紡錘形の球果に育ち、 淡緑色から黄褐色に変色してゆき、 熟すと縦に細長く裂け、長さ約6ミリの扁平な楕円状で 両側に翼のある種子が出る。
葉から精油がとれる。
北米原産。

(2014/6/8)


球果は紡錘形で、枝先につく。 (2014/6/8)


小枝の先に褐色で小さい雄花がつく。 (2014/6/8)


葉裏にY字状の白い気孔帯がある。冬の葉は淡褐色となる。 (2018/2/10)


鱗葉が小枝を覆う。 (2018/2/10)


熟して割れた果実。 (2018/2/4)


樹形は狭円錐状〜円柱状となる。 (2018/2/10)


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