イチイ

一位

裸子植物、 イチイ科、 イチイ属、常緑、針葉樹、高木。 用語説明
花期:春 3〜4月
高さ:20メートル
高木となるが、成長は遅い。 樹皮は赤褐色で、縦に裂けてはがれる。
葉は長さ1.5〜3センチの線形で、樹脂道はなく、 枝先では螺旋状につき、横枝では左右2列に羽状に展開する。 カヤ などど違って気孔帯は明瞭でないが、 葉裏に淡緑色の細い帯が2本あるのが気孔帯である。
雌雄異株で、淡褐色の雄花は葉腋に球状に集まり、 緑色の雌花は単性である。
果実は核果状で、丸くて赤い仮種皮に入った種子がつく。 仮種皮は食べられるが種子は有毒。



葉は左右に羽状に並ぶが、枝先では螺旋状につく。(2015/9/29)


葉裏に気孔帯ははっきり見えないが、淡緑色のが2本ある。


葉裏。 (2008/12/16)


(2016/5/5)


葉腋に淡黄色の雄花が咲く。(2017/4/4)


仮種皮は丸くて赤い。


樹皮は赤褐色で、縦に浅く裂ける。(2015/9/29)

枝は密に茂る。


光を効率よく受けるよう、余すところなく小枝を張る。 (2018/9/28)


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