ハリモミ

針樅

裸子植物、 マツ科、 トウヒ属、常緑、針葉樹、高木。 用語説明
別名:バラモミ
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:20メートル
幹は直立して枝を水平に張り、樹冠は円錐形になる。 幹は灰褐色で樹皮は不規則な鱗片状にはがれる。
葉は長さ1.5〜2.5センチの針形で断面は菱形であり、密に互生し、 かたくて握ると痛い。
雌雄同株で、 雄花序は淡褐色の穂状で枝先や枝先近くにつき、 長くなると垂れ下がる。 雌花序は球状で、枝先で上を向く。
球果は長さ7〜10センチの卵状楕円形の松かさ状で、 はじめは緑色で上を向いているが、 秋に光沢のある褐色に熟す頃には下を向く。 種子には虫の羽のような長い翼がある。
日本特産。



葉は針のような形で、固い。(2015/5/10)


(2015/5/10)




黄緑色で丸いのが雌花序、淡褐色で穂状のが雄花序。 (2011/5/4)


幹。樹皮は鱗片状に不規則にはがれる。


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