スギナ

杉菜

シダ植物、 トクサ科、 トクサ属、夏緑、多年草。 用語説明
高さ:約40センチ。
地下茎を浅くのばす。
胞子茎は高さ10〜15センチのツクシで、茶色の「はかま」と呼ばれる 葉の退化したものが輪状に茎をとりまく。
ツクシのあとに出てくる栄養茎は高さ10〜40センチの鮮やかな緑色で、 主軸の節ごとに、関節のある棒状の葉を輪生させる。 全体の形は、杉のように、細長い円錐形となる。
鎌の刃をいためる珪酸を多く含む。
酸性土壌を好み、湿地にも乾燥地にも生える。 葉はアルカリ性で、枯れると土壌の酸性を中和させる。





ツクシ(2010/3/20)




栄養茎。葉は棒状になって輪生している。


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