カニクサ

蟹草

シダ植物、 フサシダ科、 カニクサ属、常緑(寒冷地では冬枯れる)、つる性、多年草。 用語説明
高さ:
地下茎が横にはい、先から1枚の葉を出す。
つる性で樹木などにまきつくが、それは1枚の葉であり、 長いものは2メートルぐらいになる。 つるは強い。
主軸沿いに、 1回複葉か2回複葉の羽片がほぼ対をなして出る。 一見切れこみの深いカエデの葉がついているように見える。
胞子をつけない羽片では小羽片は細長い三角形である。 胞子をつける羽片では、小羽片は丸い三角形で、 棒状の胞子形成部をつきだし、その裏に胞子嚢を左右2列につける。

(2010/2/20)


胞子葉。1〜2回羽状複葉形の羽片が対となって出る。(2016/7/27)


羽片の対を左右に出しながら、葉はつる状となって物に巻き付いてゆき、葉先が際限なく伸びてゆく。
(2023/6/4)


栄養葉。(2015/9/19)


(2015/9/29)


1枚の葉がどんどん伸びて、繁みとなる。


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