ハコネシダ

箱根羊歯

シダ植物、 ホウライシダ科、 ホウライシダ属、常緑、多年草。 用語説明
崖などに生え、根茎が横這いして、多数の葉を出す。
葉は長さ20〜40センチの複葉で、下半分近くが葉柄で基部に鱗片があるが、 それより上は無毛で黒褐色であり、つやがある。
葉身は3回羽状複葉になり、扇形に近い倒卵形の小羽片が多数つく。
胞子期に小羽片の先が折れ曲がり、その裏に楕円形の胞子嚢群がつく。



葉は3回羽状複葉。 (2022/10/27)


小羽片はイチョウの葉のような扇形で、葉柄が長い。


小羽片の先には鋸歯がある。 (2022/10/27)


胞子嚢群(ソーラス)は淡褐色の楕円形。 (2022/10/27)


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