デンジソウ
田字草
羊歯植物、
デンジソウ科、
デンジソウ属、水生植物、夏緑、1年草。
用語説明
花期:羊歯植物なので花は咲かない。
茎は細長く、水底や水中を長くのびて、
4つの扇形を結合した(四つ葉のクローバーのような)
葉をまばらにつけ、大きな群落を形成する。
この小葉は直径1〜2.5センチある。
葉には5〜30センチの長い柄があり、水面に浮かぶことが多いが、
水が少なくなった時など、水上に伸び上がる葉もある。
水面に浮かぶ葉には光沢があるが、水上に伸び上がる葉には光沢がない。
葉は葉柄がゼンマイのように伸びて、
それがほどけるにつれて葉が展開する形をとる。
葉を出した位置の茎からは、ひげ根も出る。
葉脈は網目状ではなく、2分岐を繰り返して、
(イチョウのように)末広がりの扇状に広がる。
胞子嚢は葉の基部近くから出る柄の先につき、楕円形で、
色は白から褐色へと変わる。
(2017/10/26)
葉脈は扇状に広がる。(2017/10/26)
葉は畳まれて出てくる。
(2018/6/19)
(2018/6/19)
シダ植物-科名-目次へ戻る
シダ植物-目次へ戻る
総目次へ戻る