ソテツ
蘇鉄
裸子植物、
ソテツ科、
常緑樹。
用語説明
花期:8月
高さ:8メートル
幹は太く、根元から1本または数本でる。
幹全体に葉の落ちたあと(葉痕)がある。年輪はない。
成長が遅く、1年で2〜4センチしか伸びないと言われる。
葉は長さ50センチ以上あり、幹の先に輪生状に叢がってつき、
羽状に裂け、かたい。
小葉は長さ約10センチで細長く、先が鋭くとがり、光沢がある。
雌雄異株で、
雄花は長さ50センチほどで幹の先端に松笠状の塔のように立ち、
雌花は幹先に球状に集まってつき、色は淡褐色。
雌花には掌状に細裂した大胞子葉が束生し、
その下部に胚珠が数個ある。
果実は直径4センチぐらいの栗のような形で、
果肉はなくて種子が露出しており、熟すと赤くなる。
根は太くて藍藻類を共生させており、やせ土地でも育つ。
ソテツには毒があって、虫などにあまり食べられない。
葉は羽状に裂けて固く、小葉は細長くて光沢がある。
葉裏は淡緑色。(2015/10/28)
脇芽でも殖える。(2015/10/28)
(脇芽で)群生する。
(2016/11/3)
葉は幹の頂部に密生する。
(2018/3/25)
葉柄の基部に棘がある(写真は枯れた葉を切り落としたもので、下ほど古い)。
(2018/3/25)
雌花序は半球状。
雌花には淡褐色の大胞子葉と、偏球形の胚珠がある。
朱色の栗のような種子ができる。
(2018/3/25)
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