マオウ

麻黄

裸子植物、 マオウ科、 マオウ属、常緑、針葉樹、低木。 用語説明
花期:4月〜5月
高さ:数十センチ
乾燥地帯に生える。
針金のように細い木質茎が節で分岐して直立する。 節からは緑色の草質の茎も出る。
葉は鱗片状に退化して節に対生する。
雌雄異株で、花は節につく。 雄花序は厚い鱗状のものが球状に重なった形となり、黄色く、 重なりの間から出てくる葯も黄色い。 雌花は楕円形で、短い花柄先に単生する。
苞が肥厚して丸く合体したような肉質球果(液果状)ができ、 中に褐色の種子が2つはいっている。
地下茎は太くて枝分かれし、生薬の麻黄として使われる。
茎が二叉に分かれる品種をフタマタマオウという。



細い茎が絡み合って厚く茂るようになる。(2022/11/12)


葉は鱗片状に退化して、節に対生する。(2015/7/2)


茎は緑色で、針金のように細く、はじめは直立する。(2015/5/6)




節で枝分かれする。


節から枝と花序が出る。


蕾?は対生する苞葉に包まれている。


雄花序。(2016/4/29)


雌花は肥厚した2枚の苞が丸く合体したような形で、黄味をおびる。(2015/7/2)


雌花は対生状につくことが多い。(2023/6/4)


雌花は同じ節から5個ぐらい出ることもある。 (2016/5/5)


果実?(2016/10/15)


肉質球果が赤熟する。(2018/6/19)


草質の茎の分枝?




古い枝は太くなり、淡褐色となる。 (2009/4/23)


フタマタマオウ(2016/10/2)


フタマタマオウ(2016/10/15)


フタマタマオウの肉質球果。(2017/6/3)


赤熟したフタマタマオウの肉質球果。 (2018/7/14)


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